発達障害について

発達障害かもしれないと思ったら

発達障害はどのタイミングで気づくか分からない

お子さんが生まれてすぐは、月齢や年齢に応じた健康診断などでたびたび医療機関や保険相談所など、専門知識を持った方がいるところに訪れることも多いのですが、そこで特に問題が見られない場合は、年齢が上がるにつれてそういった機関との関わりも薄くなってしまい、発達障害に気づけるタイミングが減ってしまうかもしれません。

近年では「大人の発達障害」というように、大人になって社会に出てから「周りとうまく馴染めない」「仕事でミスを頻発してしまう」という問題に悩むようになり、そこで初めて「発達障害では?」と気づく方も多いのです。

年齢が上がることで気づく発達障害と言えば、学習障害もその一つ。
小学校に上がって皆と一緒に勉強をするようになってから初めて「皆と同じように漢字が書けない」と気づくこともあります。
また幼児期には「無邪気」や「マイペース」「うっかりさん」だと思っていたけれど、実は……と、障害に気づくこともあるのです。

一生の悩みにするか、うまく付き合っていくか

発達障害の原因は脳の一部の機能にある障害のために起きてしまう、と言われているので、一生付き合っていかなくてはならない問題です。
しかし、適切に対処する方法がわかっていて実践することができれば、悲しい思いをする機会も徐々に減っていくでしょう。
一番近くにいる保護者や同居者の方が「あれ?」と思うことがあったり、本人に「悩んでいる」と相談されたら、まずは専門機関に相談してみましょう。

どこに相談すればいい?

自治体の相談窓口へ

「まずどこに相談したら良いのかわからない」という場合は、お住まいの自治体の福祉窓口や保健センターなどに該当の相談窓口があるので、問い合わせてみましょう。学校に通っている場合は、担任の先生や養護教諭、スクールカウンセラーの先生に「こういう症状が気になる」と伝えるのも糸口になるかもしれません。
一人や家族だけで悩まず、周りの方や専門知識を持った方に相談することで、どう対処したら良いのかを教えてもらうことができます。

きちんと診断を受けるなら医療機関へ

発達障害か別の病気か?まずきちんと医師の診断を受けてから判断したいという場合は、医療機関に相談してみましょう。
子供の場合は小児科・児童精神科・小児神経科・発達外来などが該当します。

最近は、「あれ?」と思う症状があった場合にインターネットで調べてみたり、チェックリストで当てはまる症状がないかをチェックする人も多いと思いますが、発達障害かどうかを診断できるのはあくまでも医師のみです。
ネットの自己診断で済ませず、気になることがある場合は医療機関を受診するようにしましょう。